| 昨年11月1日より20年ぶりに発行された新紙幣。その中の肖像画の一人に選ばれたのが世界的に有名な医学者 野口英世(幼名清作)博士。
野口博士は、ロックフェラー医学研究所のメンバーとしてアフリカのアクラで黄熱病に倒れるまで、毒蛇の研究や梅毒スピロヘータの純粋培養に成功するなどめざましい業績を挙げた人物です。
今回は、そんな野口博士が勉学に勤しんだ町、会津若松にある「野口英世青春館」を訪れてみました。
もともと、この野口英世青春館は、アメリカ帰りの渡辺鼎先生によって明治23年に開業された「会陽医院」跡で、後年、医聖とうたわれた野口英世の原点とも言えるべき場所なのです。
幼少時代にあやまって囲炉裏に落ち負傷した左手を治す為にこの医院で手術を受けた野口清作は、医学の素晴らしさに感動し、その道を志す事になります。
その後、自ら進んで書生となった彼は「ナポレオンは1日に3時間しか眠らなかった」という言葉を口癖に、この医院の2階に住み込み、コツコツと勉強に励みながら独学で医師免許試験を突破し開業免許を取得する事を目指したそうです。
また、こここでの生活は、彼の生涯の中で忘れ得ぬ恋となる「山内ヨネ」や人生を左右する師や友との出会いなど、まさに彼の青春そのものだったとも言えるでしょう。
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