お気に入りカメラ「 OLYMPUS PEN EED 」
Olympus Pen EED オリンパスペンEED。

 写真のオリンパスペンEEDはペンシリーズの中でも最も大きく、直線を基調とした外観で、曲線を多用するペンシリーズの中では異彩を放つカメラです。
 このペンEEDが発売された当時は、各メーカーとも大口径レンズの開発に必死で、オリンパスのペンも例外ではありません。ペンDやEEDも、当時最も明るいF1.7レンズを備えることになり、歴代ペンシリーズの中ではハイスペックカメラのひとつになりました。

主な仕様
 発売開始 1967年3月
 フィルム 35ミリ(ハーフサイズ)
 ピント 目測式直進ヘリコイド 0.8m〜∞
 ファインダー 逆ガリレイ式、アルバダ式
 レンズ Fズイコー、32mmF1.7 4群6枚
 シャッター プログラム式 1/15秒(F1.7)〜1/500秒(F16)
 シンクロX接点、ドイツ式ソケット、ホットシュー
 露出計 CDS式EV5.5〜17(ASA100)
 大きさ・重さ 115x68x49.5mm、430g
 価格 16,500円(ケース付)←当時の大卒初任給は26,200円!!

 このところ天候が良いので、以前紹介したお散歩カメラペンDの登場となりました。
 気ままに好きなところに。が、お散歩なので、最近ご無沙汰のカメラ屋さんめぐりをすることにしました。
 私がカメラ屋さんでまず見るのは、最新式のカメラではなくジャンクコーナーまたはジャンク箱。救出を待つカメラが、私を呼んでいるようでどうしても気になってしょうがない。(ええ、待っていませんよー。私が欲しくなっているだけですよー)
 ペン。それもEED。今持っているペンDのレンズと同じのが付いている。(実際は違うレンズでF値が同じだっただけ)レンズやボディーもきれい。ストラップ用の吊環が2ヶ所あり、きちんと首から下げられる。ワォ! だけど動かない。
 きれいなコンディションで動かないだけならなら動くようにすれば良い。修理すれば救出できる。お散歩カメラが増える。お散歩する自分を空想し、少しだけ心に余裕ができ、いい仕事ができる。なんと、一石二鳥ではないか。
 ということで救出(絶対、購入とかお買い上げなどの言葉は使わない。使ったら、また家人からヤイヤイ言われるに決まっているからで、どんな事があってもその言葉は使うわけにはいかないのですよ。落涙。)に成功しました。
 そして、ありがたい友人のおかげで無事に修理完了。

 早速、試写をしてみました。順光で露出が合ったときの描写はすばらしく、ハーフサイズのカメラで撮った写真とは思えない程、シャープな再現性です。

 我がスタッフの一員になり活躍の場を待っている。

(写真・文/橋口)