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宮崎交通『穂北』下車。南方神社前にある創業明治27年の老舗「うなぎの入船」。
ここには宮崎県内外から一日におよそ1,000人のお客が訪れ、連日長蛇の列をつくるという人気店。
ようやく席に着くと、80席もある店内は順番待ちをしている時から外まで漂っていた香ばしい香りで胃袋を刺激されたお客が旨そうに鰻を頬張る光景が目に入り、「はやく食べたい」という逸る気持ちで一杯になります。
この日、注文したのは鰻丼、蒲焼き、肝焼きの3品。
このお店で出される蒲焼きには最高級の備長炭が使用されており、その伝統の技術がかもち出す美しい焼き色には「100年以上続いた店の味」と言わんばかりの風格さえ感じさせる程で、一口食せば、表面はカリッと、中身はふんわりと仕上げられた上品な白身が秘伝の甘辛いタレと絶妙に絡みながら口の中でほろけていきます。
また、肝吸いの代わりに出される「呉汁」というすりつぶした大豆のみそ汁も楽しみの一つで、私にとってはこれと鰻で「入船の鰻」なのです。
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