デジタル化の流れや生活環境の変化により製本業はまさに変革期の真っただ中にあります。
今や、手帳や書籍はスマートフォンやタブレットに変わり、人々の生活スタイルも変化しています。

しかしながら、私たちが製本している「手帳」はその人だけの歴史と未来を創り出すものであり、「書籍」は古くから「学ぶ」「伝える」身近な存在で、知恵と未来を創り出す文化の架け橋となる大切なものであることは今後も変わることはないでしょう。

私たちは創業以来、特殊な手帳製本で培った技術を、本を仕上げるためだけの技術にとどめることなく、人と設備、私たちを取り巻くあらゆるパートナーとの共創により、多様な価値観へお応えできる技術へと深化させ、ご期待以上の製品づくりを実現します。

これからも長く続く「紙」特有の文化を「書く」「描く」「読む」「学ぶ」「伝える」「保存する」にこだわり、お使いになられる全ての人たちの「使い心地」の良さを追求し、人々の知恵と創造、歴史と未来の架け橋となり続けるよう取り組んで参ります。